空と太陽ときどきアロマ

しあわせはすぐそばにある

Tentama Camp⑥~伝えること~

一人の男の子が

スキーをやめて、座ってた。

 

どうした?ときくと

スキーはしない。

そんな返答だった。

 

気づくと、その子が

BOSSの胸で泣いていた。

泣いているとおもったら、

噛んだりしていた。

 

『噛みまないよ。』

と、諭されながらBOSSの胸で

しくしく泣いていた。

 

パッと周りをみわたしたとき

わかったの。

彼のお母さんが見当たらない。

すこし不安になっていたようだ。

 

なるほど!

なるほど!!

 

スキーをやめたのも

そのせいか!

 

BOSSとバトンタッチをして

その子とお母さんをまった。

 

ゲレンデをみあげる。

滑ってくる人をみつめる。

 

滑ってくる人がちがうと

私の胸で泣く。

ときより噛もうとする。

 

噛まなくていいんだよ!と

伝えながら、ひたすら背中をさすった。

噛んで表現することを

やめてもらうために言葉にした。

 

別の方法があることを

知ってほしかったの。

 

もうすぐ滑ってくるから。

大丈夫だよ。

お母さんのウエア何色だった?

 

わかっていたけど質問。

 

白と緑。

と、こたえた。

すごいなー

おぉーそのとおり!

 

そしたらね、

今までは『ママがいない!』と

泣いていたのに

急に『○○○がいない!もどってこない!』

と言い出したの。

 

世の中にはママと呼ばれる人が

多いこと知ってるんだね。

自分のママを断定できるように

ママの名前を言葉にしたの。

 

心の中でさ、

素晴らしいなぁ~とおもってね。


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 ずっと、二人でゲレンデを

ながめた。

 

『帰ってくる?』

『いなくなってない?』

 

滑ってくる人を目で追いかける。

それが、お母さんじゃないと

わかると私の胸で泣いた。

 

『大丈夫だよ』

『ぜったいに戻ってくるから』

 

私の膝の上に座って

心配そうに見つめる姿は

あなたがお母さんが大好きなことが

伝わってきた。

 

ママが好きなことは

会ったときから知っていたけど、

より深く大切なことがわかった。

 

それが行動ひとつひとつ

言葉ひとつひとつ。

 伝わってくる。

 

口数がすくなかった子が

私に伝えてくれた言葉は

いろんなことを気づかせてくれたよ。

 

いざというときには、

伝えられる!

そういう力があることも

知ることができた。

 

だから、よかったな。

そのことをお母さんにも

伝えられたから。

 

飄々としながらも

伝えられる強さがあること。

 

表現はいろいろ

行動いろいろ

みんなもってる

大切や気持ち。

 

それを感じられる人でいたい。

それを伝える人でいたい。

それを繋げる人でいたい。


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このエピソードのおかげで

強くおもったこと。

 

ありがとう。