しあわせはすぐそばにある

しあわせはすぐそばにある

みんなで考える運動会

みんなで考える。

 

そんな運動会でした。


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今年度で幕を閉じる

子どもたちの小学校。

今年で最後。

 

この小学校を卒業した

人たちは、特に思い入れが

あったのかもしれない。

 

全校27人の小さな学校の運動会


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今年は、多くの来賓の方が

いらっしゃっていた。

 

27人しかいないので、

全員が全競技に参加する。

休みはないのだ!

 

競技の間には

子どもたちを休ませるために

親と来賓の方の競技がある。

 

徒競走に綱引き

 

これは毎年あるのだけど、

今年は来賓の方の参加が多かった。

おそらくこの小学校を卒業した方だろう。

 

60才を超えているだろうと

思われる方々が徒競走で並ぶ。

 

街の駐在所のおまわりさんも

はしる。

 

学校の先生、

保護者

中学生に高校生も

ごちゃまぜに走る。

 

それを子どもたちは

がんばって〰️!と応援する

 

はじめの頃は

そんな環境が嫌だったんだけどね

子どもたちが嬉しそうなんだよね

 

とくに小学校では珍しく

親子競技がある。

 

手を繋いで、サイコロをふり

出た目に合わせて

二人三脚やボールはさみ、

目隠しではしる。

 

手を繋ぐってところが

ポイントね

 

とくに高学年の子たちは

ちょっと恥ずかしい気持ちも

出るでしょ!?

 

まぁ、そんないろんなドラマが

ありながら競技をするの。

 

全校リレーは、

赤組、白組で

どの順番ではしるか

みんなで決めたらしい。

他の競技もぜーんぶ作戦会議

してそーな。

 

1年生と6年生が

一緒に走ることもある。

 

おかげで

私たち保護者は、

学年の垣根をとっぱらうことが

できるのだ。

 

どの場面でもベストを尽くす

勝ちとか負けとか

そんなことより、今できることをやる!

 

あいつ足遅いから!とか

そんなことは言ってられないわけよ(笑)

 

自分達が勝ちたい!なら

どーする??そういうことを考えるわけ。

みんなが1つになって

臨む運動会は、素晴らしいなと

思うのです。

 

親にとっても

ただただ見守るだけじゃない

運動会は、

閉会式を終わるときには

親たちも達成感なのだ。

 

運動会の片付けは、

子どもたちも卒業生も

先生も保護者も全員でやるの。

 

テントをたたみ

机やイスをたたみ

旗をかたづけ

グラウンド整備



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うれしいことは、

卒業生たちは

この片付けのために来てくれたり

する。

 

歴代の先輩たちか

してくれてたことを

引き継いでいるわけだ。

 

いおりんも

部活を早退して駆けつけた。

 

きっと、小学生のとき

疲れはててたときに

先輩たちが片付けを手伝って

くれて、嬉しかったんだろう。

 

助け合うが当たり前。

これはここの学校の伝統なのだな。

 

嬉しいことに

順延したおかげで、

転任していった先生たちも

駆けつけてくれた。

 

大変だったことがわかるから

こそ、温かい眼差しで子どもたちを

みつめ、そして一緒に片付けてくれた。

 

ここだからこそ

経験できる温かさを

いつか子どもたちにも伝わるのだろうな。

 

しあわせは

自分たちの周りに

たくさんあること。

 

たくさんの

ありがとうが

いっぱいの運動会

 

ありがとう。

 

 

そうそう!

わが校にも支援級がある。

もちろん一緒にがんばりました。

毎年毎年、見守っているけれど

みんなと共にやる!ってのは

すんばらしい。

 

一緒にそれぞれの歩幅に合わせて

いられる環境は、

どの場面もどんなことがあっても

力になる