こわがりむすめ
中学生になった長女
なかなかオモシロイ毎日を
送ってる。
頑張って入学したって
ところが、彼女に刻み込まれて
るなーと思う日々。
さてさて、
長女は、すごいこわがりなの。
とにかく夜がこわい。
誰かがいれば大丈夫なのだけどね。
毎日のように
夜中トイレで起きたら起こすね!と
いって眠りにつく。
起きることはないのだけど
私の『わかったよ』で安心する。
中学生になると部活も始まり
帰りが遅い。
電車を降りて、家までの道のりが
怖くて仕方がない。
毎日のように、
電車の時間に合わせて
ポップと散歩に出ることにした。
わざわざ大変!と思うけど
私はこれを決めた(選択)のだ。
でもね、
ちゃんと理由はあるの。
我が家の近くは、
交通事故が多い。
怖くなるポイントがたくさん
あることを知ってる。
どこが怖いの?ときくと
こことこことのここ!
と娘がいうの。
もともと、私は不穏な空気が
あるところをかんじやすくてね。
小学校の通学路を歩くのも
子どもたちより先にあるき、
空気を感じることにしてるの。
そこで嫌な空気を感じたら、
小学生を待つところをかえたりしてる。
話がそれたけど
長女が怖いといった場所は、
私が常々、不穏な空気をかんじてる
ところだったの。
場所が一致したのだ。
何度も何度も同じところ
交通事故がおきてる場所
しかも川沿いの国道。
川も怖いといっている。
お陰で生活のリズムは
ずいぶんかわり、
まだまだなれない毎日を
私はおくってる。
それでも、
安心した顔で駅から出てくる
姿をみると、
よかったよかったと思うのだ。
ちょっとだけ努力をして
感じられる
安心や信頼を大切にしたいの。
それは、甘やかしてるとは
違うものなんだけどね
ひとりじゃないよ
と、いつもこころでつたえてる。
目に見えないものを
感じたりすることって
たくさんあるとおもうの。
たとえば、小さい子なら
お話の時間になると外へ出たがったり
ある人と会うと泣いちゃうとか
その場がダメだったりして、急に駄々をこねたり
様々な表現があるとおもってる。
本能で感じてるものは
どうにもならないでしょ?
それは、ワガママではなく
仕方のないことだと思うの。
そんな風に
子どもたちを見てもらえるといいなー
といつも思ってるよ!
毎日、駅まで一緒に歩く生活になり
私も良いことが増えた。
こうやって、駅でお座りをして
見送ったり、迎えたり。
駅で声をかけてもらう回数もふえた。
駅員さんや
近所の人
小学校のパトロールの人
長女より先輩の中高生
とくに先輩の中高生たちと
会話ができるのは
とっても嬉しい。
すこし離れた縁だったのが
再びもどってきた。
毎朝、彼らに会えるだけで
幸せを感じてる。
ほら、
ここのブログでも書いてる
大好きな高校生と駅であって
この怖がりの話をしたの。
そしたらさー
こんなことを言ってくれたの。
『帰りの電車が一緒だったら
近くまで送ってあげるよ!』ってね。
なんと優しい男なのだ。
そうやって、言葉にしてくれる人が
近くにいるだけで
しあわせだな~とおもう。
ありがたい。